2013年2月 個人視察報告(奈良県大和郡山市)

平成25年2月14日(木)~15日(金)、奈良県大和郡山市に視察に行って参りました。 今回は、その視察内容についてご報告いたします。

大和郡山市では、準備検討の期間を経て、平成18年度に『集中改革プラン』をスタートさせました。また、その中で平成20年度から公用車改革の新制度運用を開始しています。改革は現在も継続中で、地球温暖化対策・歳出削減などの効果が得られています。

公用車リストラクチャリング事業の効果
  1. 配車の集中管理(配車の一元化)

    ・不要車両削減  68台→24台削減
    ・庁舎 来庁者駐車場スペース増加
    ・実働データ分析が容易

  2. メンテナンスの集中管理
    FMS(フリーマネジメントシステム)導入・リース導入

    ・定期的な点検実施 整備の充実
    ・指名競争入札実施によるコスト削減

  3. 更新・調達の集中管理
    メンテナンスリースによる車両更新及び総務課での一括入札

    ・調達コストの平準化(リース導入)
    ・台数の増加によるコスト削減(スケールメリット)
    ・指名競争入札によるコスト削減
    ・短時間に多くの台数を更新できる
    計画的な車両更新、車種選択(軽自動車化の促進)
    省エネ車導入による燃料費・排出二酸化炭素削減

  4. 燃料購入の集中管理
    ガソリンカードの導入(AMSカード)

    ・全国平均ガソリン単価より安価で調達
    ・市内だけでなく全国の元売系列GSで購入可能
    電子ファイルでの購入実績提供

  5. インターネット公有財産売却による車両等処分
    廃棄物(ゴミ)を収入に変える
    行財政改革のアピール可能(メディアの取り上げ)
    第1回から第27回までの売上累計 16,502,168円

以上